ぞくぞくとやってくる演劇人

c0128571_553476.jpg今回の企画の実現はやはり、なにを措いてもスズナリの尽力によるところが大きい。

実は演劇人がこれだけ大勢協力してくれることになったのは、下北沢の運動にとって今回が初めてだ。
それはやはり、「再開発、このままでいいの?」という問いかけを発したのが伝統ある劇場「ザ・スズナリ」だったからなんだと思う。

私はセイブ・ザ・下北沢のかわらばんの取材として、企画者であるスズナリの野田さんに話を聞いた。
文字数の関係でカットしたところが多かったのだけど、野田さんは、「たくさんの演劇人に愛されているスズナリが、自分自身の姿を変えていくことを自分がただ黙って見過ごすのは、申し訳ないと思った。」という内容のことを言っていた。
そのような責任の取り方って理解できるし、かっこいいと思う。

《Save the 下北沢 かわらばん》
http://www.stsk.net/news/2007/07/21shimokita_voice.html

実は、道路計画はもうすでに一期工事の認可がおりている。
でも運動はまだまだ終わらないのではないか。
認可が下りたからといって、ただ工事が進展するのを黙って見守るだけ、というシナリオにはならないのではないか。
だから、今回たくさんの演劇人が協力してくれるように、仲間がこれからどんどん増えていくことはとてもうれしいことだ。

スズナリは本多グループの傘下にある。社長である本多一夫氏は「賛成派と反対派の両方に腕を引っ張られて身動きが取れない状態であった」(野田さん談)そうだ。
下北沢は「演劇の街」だと言われているし、本多劇場はこの街のランドマークになっているのは間違いない。本多氏には、この街の行方について自らの姿勢を明らかにしてほしいと思う。

運動はまだ終わらない。
だから私は、本多一夫氏が公式の場に出る、このシンポジウムがとても楽しみだ。

《シンポジウム3》
◆「演劇は下北沢に何をのぞむのか?」――演劇界におけるザ・スズナリ喪失の意味
ザ・スズナリにゆかりのある演劇人が集結。街と演劇について本気で語る!

パネリスト:
柄本明(俳優)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(「ナイロン100℃」主催)
坂手洋二(「燐光群」主催・「日本劇作家協会」会長)
下平憲治(「Save the 下北沢」共同代表)
本多一夫(「本多劇場グループ」代表)
宮沢章夫(「遊園地再生事業団」主催)
流山児祥(「流山児★事務所」主催・演出家・「日本演出者協会」副理事長)
野田治彦(「ザ・スズナリ」舞台部)

時間:8月14日(火)午後2時~3時半
場所:ザ・スズナリ
料金:無料

http://www.shimokita-sk.org/sv/symposium.html#3
[PR]
by shimo_voice | 2007-07-31 05:07


<< 今日のできごと シモキタボイス!? >>